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尼崎駅（あまがさきえき）とは、兵庫県尼崎市にあるJR西日本および阪神電車の駅である。JR用のホームと阪神用のホームが非常に離れていることで知られている。
概要
JR3路線（東海道本線、東西線、福知山線）と阪神2路線（阪神本線、阪神なんば線[1]）が乗り入れるターミナル駅である。JRと阪神のホームは直線距離で約1800メートル離れているにも関わらず乗り換え案内がされていないため、難易度の高さと所要時間に定評がある。日本で唯一ホーム間を結ぶバスが運行されている駅でもあり、その珍しさによって人気を集め、利用者の増加につなげている。
特徴
ホーム間
JR用改札を出て南に進むと車道があり、車も走っている。その先でコンビニが見えてくるが、その近くに薬局が2軒ほど直結している。駅直結の薬局は主要駅にもないことが多く、複数あるのは非常に珍しい。薬局を過ぎるとほっかほっか亭が駅弁を販売している。当駅では駅弁の販売をほっかほっか亭に委託しており、ほっかほっか亭の弁当と尼崎駅弁が混在している様子は多くの人を釘付けにしている。さらに南に行くと信号が見えるので、阪神に乗り換えるときは右折する。駅構内に歩行者用信号を設置するという前代未聞の取り組みには鉄道教徒も驚きである。右折後しばらくすると小学校が左手に見える。そのため、駅構内はスクールゾーンに指定されているが、その光景も当駅でしかお目にかかれない。小学校を過ぎ、駅構内にも関わらず川を渡ると牛かつ専門店があるため、そこを左折し再び南進すると阪神用改札にたどり着く。
乗り換えにかかる時間は非常に長く、徒歩で20～30分程度である。そのため、所要時間を短縮するためのバスが運行されている。JR用改札を一旦出るとバスのりばがすぐ見えており、阪神用改札方面は3番のりばもしくは4番のりばから発車している。阪神用改札付近にはバスターミナルがあり、改札まで直結している。なお、勘違いしてほしくないのは途中にもバス停が5個ほど存在するということである。
その他駅構内には交番、公園、病院、神社、工場まで存在しており非常に施設が充実している。
大物駅との関係性
阪神にある大物駅は当駅の隣に位置するが、当駅のJR用改札から乗り換える際は阪神用改札に行くより大物駅に行く方が近い。当駅構内があまりにも広すぎるため、一旦駅から出て南に直進するだけで着く大物駅の方が乗り換えに便利である。駅構内を移動するより、別の駅に行った方が便利という珍現象が発生している。そのため、当駅はJR用と阪神用で実質別の駅であると考える者も多く、JR・阪神ともに乗り換え案内を放棄しており、駅構内の移動をさらに難しくしている。
駅周辺
脚注
- ↑ 実際には乗り入れていないが、全列車が当駅に直通する。
関連項目
- 新宿駅 - 違う意味で乗り換えが困難である。
| ファイル:Gomen.jpg style="text-align:left"|この「尼崎駅」に停車中の電車は、現在運転手がいないため発車できません。運転して下さる乗務員を求めています。 (Portal:スタブ) |
